BRADIPO ESSENZA

1. ゆきやなぎ 2021-02-19 2:22 PM

   最近、入店して来るお客さんと店主のやり取りを見ていて、気づいたことがあります。テーブルに案内する前に店主が、マスクの着用とできるだけお喋りを控えてもらうようにお願いをします。その言葉に黙ってうなずき静かに席につく人と、それならやめます、と去って行く人。わたしの印象では前者はカップルや家族連れなど、後者は男同士か女同士で3、4人のグループが多い。「マスクさえつけていたら喋ってもいいのですか？」と食い下がる人も。これって、言葉を必要としない人間関係と、言葉なしではつながれない人間関係の違い。言葉がなくてもつながっている間柄だと、ただ一緒にお茶を飲んでいるだけで楽しい。カップルはその最たる間柄。裏返すと、オンライン・コミュニケーションに一番向いていない間柄とも言えますよね。今ブラディーポに集う人たちって「喋れなくてもいい、一緒にいられるなら」という人たち。入り口で店主の言葉に黙ってうなずき静かにテーブルにつく人たちをいじらしく思う、今日この頃です。
2. sachizo 2021-02-21 5:24 PM

   ゆきやなぎさん、今週もご来店ありがとうございました。
   マスク云々というより、心地よいお喋り、心地よい沈黙を共に分かち合える関係って良いものだなぁ、とつくづく思うこの頃です。ご不便をおかけしている反面、ずっとこのまま穏やかな店内だと良いなぁと。そして、沈黙が心地よい間柄はオンラインコミュニケーションには向かない。本当にそうです。会いたくても会えないと寂しいですね。

RSS