6月20日

こんにちは。
梅雨も一休み、カラリと気持ちの良い青空が広がっております。
あ~山登りしたい~
あ~宝塚行きたい~(お天気関係ない)

ブラディーポも爽やかに営業しております。
キッシュも美味しく焼けております。
ゴールドキウイのタルトも美味しいので食べてもらいたい。
ご来店お待ちしております。

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「おい!宝塚宝塚って文楽を忘れてるんじゃないか?」
!!!
文楽劇場にお住まいの、くいだおれ太郎君じゃありませんか!
珠城りょうに夢中になっている間も、文楽には通っておりました。
6月は文楽鑑賞教室、平日は学校の団体観劇が主で、一般客には席がないのですが・・・
コロナの影響で学校のキャンセルが相次ぎ、直前にチケットをチェックしたら大量の空席が。
若い方に文楽に親しんでもらえる機会なのに・・・
あわよくば、その中から文楽の道を目指したい!なんて若者が出てくるかもしれないのに・・・
残念な思いもありながら、配役を変えて3公演お邪魔しました。

コロナでお客が少ない時もありましたが、ここまで少ないことはなかった。
ほとんど空の座席を見ながら、演者さんもやりにくかったのではないかと思います。
気持ちを奮い立たせたり、緊張感を保ち続けるのは大変。
しかし!こんな状況でも、織太夫さんと燕三さんが素晴らしい浄瑠璃を聴かせてくれて。
織太夫さんの絶対的な支配感と美しい声、燕三さんの滾る三味線。
文楽に慣れてしまって、ちょっとスレてしまっていた私でしたが、
まっさらな澄んだ気持ちで、物語の中に浸っておりました。この感覚は久しぶり。
人形も良かった!清十郎さんのお柳は、動物と違い、血の通わない植物から沸き出でる親子や夫婦の情が、風に吹かれる柳のごとく頼りなげな、それでいて凛としてすべてを受け入れるような、透明感のある美しさ。玉志さんの平太郎も良かったです。私は評論家ではないので上手下手はわからないのですが、玉志さんの人形が好きです。あとは、玉路さんのみどり丸、幼子の稚さがとっても良くて。木遣り音頭では涙がポロポロ。
それにしても、燕三さんの三味線、最初の一撥からたまらなかった!今、一番充実している三味線弾きさんではないでしょうか。
そして、織太夫さん!みんなにも織太夫を聴いてもらいたい!浄瑠璃好きになるから!
とにかく、心に残る時間をありがとうございました。

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いい舞台の後は、美味しいものが食べたくて、久しぶりに大黒さんへ。
かやくご飯美味しい!きゅうりもみとか何てことないおかずが、びっくりするくらい美味しい。
何て幸せな一日。