11月11日

こんにちは！
秋から冬へと一歩季節が進みました。
週末は気温が下がりそうです。
お店に暖房いれなきゃいけないかしら？そこまで寒くはならないかな？

さて、11月の休日は文楽三昧でして、腰痛を気にしながら、日本橋へ通っております。

2部の「ひらかな盛衰記」にご出演？の「松右衛門実は樋口次郎兼光」のポスターがドーンとお出迎え。
玉男さんの遣う樋口、知ってたけれど、やっぱり最高！！！

この公演から、床下付近の客席が販売されておりまして、うれしい限りです。（コロナで太夫さんの飛沫が飛ぶから？ずっと販売されていなかった）というか販売されているの知らなくて買い足したのですが、何度も聴きたく見たくなる素晴らしさ！
文楽の語りと三味線って、マイクを使わないのです。（意外と知られていない？）
床から離れた席でも、きちんと音は届くのですが、床近くの太夫さんの語りと三味線は格別。
久しぶりに浄瑠璃シャワーを浴びて、自分が真っさらになって物語の世界へ没入する感覚を味わいました。

2部は太夫三味線人形、全て良かったですが、とくに三味線が最高でした。
耳から入って体中に美しい音が染みわたってゆく錦糸さんの三味線、充実されている燕三さんのしびれる（そして泣いてしまう）三味線、男っぽくて（これって、ジェンダーに引っかかるのかな？）清々しくかっこいい勝平さんの三味線、腕の強さは世界一！凄まじい迫力に圧倒される清介さんの三味線、いつも真摯に燃えるような清志郎さんの三味線。清志郎さんは激しい逆櫓はもちろん、何気ないツンとかシャランの音が心に響いてきます。同世代なのに凄い・・・私もがんばろう。

あぁ・・・みんなにも聴いてもらいたい・・・
21日までやっておりますので、お時間ある方はぜひ足をお運びください。
2部なら客席から見て右側のブロック（4、5，6列目の30番あたり）で浄瑠璃シャワーを浴びてみてください。
寝てしまったらどうしよう・・・そんな心配はご無用。
スナイパー揃いの三味線弾きさんが起こしてくれます。（私はたま～に、スナイパー錦糸さんと清介さんに撃たれてます）

最後に、文楽もですが、ブラディーポへもご来店お待ちしております。