3月9日

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こんにちは。
今週も木金土日と営業しておりますので、コーヒーや紅茶でホッと一息いらしてください。
ご来店お待ちしております!

さて、店内入り口のポスターにご注目ください。(ゆかりさん、文楽劇場さん、ポスターありがとうございます!)
今日は4月文楽公演のお知らせです。(自称、文楽応援隊)
この度の公演は文楽協会創立60周年記念と称しまして、
第1部 妹背山女庭訓 初段 2段目
第2部 妹背山女庭訓 3段目
第3部 曽根崎心中 

へっ?第3部って、妹背山女庭訓4段目と違うの?あれれ?
なんだろう・・・この微妙な演目。

しかしです!
そろそろ文楽デビューしてみようかしら?とお考えの方には、曽根崎心中はとってもおすすめ演目なのです。
文楽って、慣れるまでは話が複雑で、物語の1部分だけを上演する場合が多くて、前後の話を知っていないと???となることがあるのです。私も初めて観劇した時に「???」となったまま4時間近くを過ごした辛い経験があります。
ですが、曽根崎心中は短い作品で、あらすじも何となくご存じの方もいらっしゃるでしょうし、文楽にしては話がシンプルでわかりやすいのです。最後の道行はとっても悲しく美しいですし。
あと、今回は床の配役が良いのでおすすめ!文楽は浄瑠璃ありきなので、太夫さんと三味線弾きさんの配役がとっても大切なのです。(と私は思っています)
どなたか、行ってみたい!という方いらっしゃいませんか?ご一緒でも、チケットだけでも取ることもできますので、是非お声かけてください。3部は18時半開演なので、学校やお仕事帰りでも間に合いますよ~

1部と2部の妹背山女庭訓ですが、この作品のあらすじ、私には説明できません。
でも、とても面白いんです!
私が文楽に熱心に通い始めて、1年過ぎたころに見たのが、この妹背山の通し狂言でした。
朝10時~夜9時まで、とにかく引き込まれて、「どんなことがあっても、一生文楽を好きでいよう」と誓った、思い出深い作品です。(あの頃は純粋だった・・・)
何といっても、山の段が凄まじい。(第2部でやります)今の文楽を象徴するメンバーが総出演する場面なんです。
ということで、「今回の山の段は誰がやるんだろう?」とわくわくしながら配役をチェックしましたが・・・えっ?あれれ?そうなん?ええ~・・・って感じになりました。だって簑助さんの雛鳥は引退されたから仕方ないですけど、大判事が千歳さんじゃないなんて!
文句言ってますが、いざ、始まると感動していると思います。というか感動したい。

詳しくは、文楽劇場のホームページをご覧ください。