11月4日

秋空が美しい毎日ですね。

さて、「日日是好日」という映画、ご覧になった方いらっしゃいますか？
樹木希林さんと黒木華さんが、ご出演されていて、話題になったお茶の映画です。
お茶室の季節が、静かに移ろい変わっていく様子や、
主人公の人生と寄り添うお茶の、柔らく包みこむような穏やかさ、
先生のなにげない言葉が何とも染みたり（樹木希林さんが演じてるから尚更）
お茶をやっていない人も「いっちょ、私もお茶点ててみるか！」と思うでしょう。
やってる人には「あぁ～、わかる～」と共感するところも多くあり。

明日はお茶のお稽古、11月から炉のお点前になります。
お茶は半年ごとに、風炉から炉へ切り替わって、室礼やお点前が変わります。
映画でも、風炉の季節から習い始めた主人公が
「お点前、ちょっと覚えたかなぁ」という頃に、炉の季節にかわって・・・
「お茶っていじわるだ」と心の中でつぶやく場面があります。
わかる！とってもわかります！
私も、変わり目は「え～っと、え～、あれ～、あれあれ～」とはなはだ怪しく、心もとない動きに。
でも、この切り替わりがあるから、良いのかな？とも思えてきました。
お茶の先生に「炉と風炉で切り替わるから、頭使うし、ボケずにいられそうです。」と話したところ
「そうやね～。お茶やってる人元気な人多いよね～。でも、最後はボケるよ！」と。
そうなんや・・・最後はボケるのか・・・おお怖い。

お抹茶のカテキンもボケ防止にはならぬのか～
Sさん、白のお干菓子、ありがとう！
ずっと、もったいなくて取っていたのですが、富井さんの新しいお皿に載せて頂きました。