5月22日

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今日は久々のヒマディーポ!
久しぶりに着物の話でも・・・

最近、「帯のお誂え」なるものに挑戦しました。
今までは着物屋さんに行って、出来あがっている反物をあれこれ広げて見せて頂いて、
その中から気に入ったものを選んでいたので、誂えは初めての経験でした。

いつも反物を見せてもらいながら「気に入ったものがない~」と文句を言っていたのですが、
「じゃあ、好きなもの作りますよ」と言われるとそれはそれで困るもの。
(何もないところから作るので、仕上がりを想像するのが難しい)
でも、とっても面白そう!

神坂雪佳の「百々世草」の中に描かれた一枚、「春の田面」
初めて見た時から、大胆な画面構成、色彩の美しさに惹かれていたのです。
好きとはいえ、帯にするのはいかがなものか?と思わなくもなかったのですが、
「いいと思いますよ!」と言われて、お願いすることに。
帯にするにあたっての構成やバランス、技法はお任せして(ここは全くわからないので)、
帯地や色は一緒に選ばせてもらいました。
単純な絵なので簡単なのでは?と思っていましたが、
どこをポイントとするか?お太鼓になった時の立体感をどのように表現するか?など難しいみたいです。

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出来あがった帯のお太鼓部分はこんな風。
神坂雪佳のヘタウマな雰囲気はロウケツ染めで表現しています。
絵ではあぜ道を歩くおばあさんがいますが、帯ではいなくなり・・・
なんだかモンドリアンのコンポジションみたいな印象も受けます。(あちらは直線の構成ですけどね)
前部分はこんな感じ。反対側は緑色で、その時の気分で結ぶことができます。
ひょんな思いつきからでしたが、とっても素敵な帯になってうれしい!
春に田んぼをしょって歩くの楽しそうですね。

こちらの帯を作ってもらったのが、「京かえら」さん。
私が着物を始めた時からずっとお世話になっている方が始めたお店です。
ホームページにはお誂えのことなどまだ詳しく書かれていないようですが、これからが楽しみです。
そう、お誂えと言うと高そうな印象がありますが、とってもお手頃でした。
一から考えて作っていく過程は、自分の感性を試されるようでもありますが、
楽しさや驚きや喜びがあって病みつきになりそうです。