1月15日

今日は小正月。
阪神間でも山の手辺りでは、雪の朝だったようです。
芦屋川は冷たい風に時折雪が混じるような感じ。
めっちゃ、寒い！

お店もヒマディーポで、こんな日は読書三昧に限ります。
珈琲を淹れてもらって、ブランケットで暖かくして、ひたすら読書。
家よりも、集中できるので読み終わりそうです。
堀多恵子さん（堀辰雄さんの奥様）の書かれた随筆。
「葉鶏頭」です、「葉鶏飯」ではありません。

こちらには、多恵子さんが書かれた日記が収録されていて、
作家の日記や手紙を読むのが好きな私はうれしい限り。
他人の日記や手紙を盗み見ているようで後ろめたい気持ちにもなりますが、
興味がまさり・・・悪趣味かもしれません。
ただ、堀多恵子さんは清く静かで美しい暮らしをなさっていたので
清々しい気持ちにはなりますが、毒がなさすぎて物足りない気もしました。

装丁がもちろん、紙の手触りや文字も美しく。
鎌田奈穂さんの栞が良く似合います。