7月18日
週末は、久しぶりにシルビコラさんの野良ブーケを飾りました。
楚々としながらも元気よく水を吸い上げる草花を眺めているだけで、爽やな夏気分。
外の蒸し暑さを忘れて、涼やかな風が吹き抜けるよう。(大げさかな?)
Sさん、いつも素敵なブーケをありがとうございます。
さて、その隣のポスターは・・・
「夏休み文楽公演」16日の金曜日から始まりました!
初日に人形遣いの桐竹勘十郎さんが人間国宝に認定と大変におめでたいニュースもあり、
文楽劇場は大いに盛り上がっているでしょう!(はず)
簑助さんの引退で、どことなく寂しい気持ちになっておりましたが、本当にうれしいことです。
そんな勘十郎さんが、夏休み公演で遣われる人形がポスターにもなっている「朝顔」
2部の「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」の主人公でして、
運命の出会いから恋に落ちた阿曽次郎(後の駒沢次郎左衛門)と深雪(後の朝顔)が
すれ違い、すれ違い(どんだけすれ違うねん!)にお家騒動も加わった物語。
一途に阿曽次郎を思い探し求める深雪が、いろいろな苦難にあい、目が見えなくなるのです。
途中には「笑い薬の段」というチャリ場(滑稽な場面)もあり、ここでは、人形がお茶を点てる所作が出てくるのですが、上手いです。
お茶をやったことのある方は、とても楽しめると思います。
「生写朝顔話」は登場人物が人間関係がちょっと複雑なので、見てみたい!と思われた方は、「文楽のゆかり」さんの解説付き観劇会が24日土曜日に開催されます。ご興味のある方はブラディーポまでお問い合わせください。解説付きでチケット代金と変わらないお値段です。(6500円)
2部には、勘十郎さんをはじめ、文楽の人間国宝さん大集合!しておりますので、至宝の芸をお楽しみいただけます。
2部も良いですが、私だったら、初めて文楽見る人は3部の「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」に連れていくなぁ。
大阪の文楽劇場で夏!ときたら、これでしょ!
ヤンキーたちが繰り広げるひと夏の物語(といっても反町隆史は出てきません。)
とにかく、最後の「長町裏の段」がたまらなくスリリングで大いに盛り上がるのです!!!
そうだなぁ、18時開演だから、少し早めに集合して、道頓堀の今井さんでおうどん食べて腹ごしらえして、喫茶店で深煎りコーヒーを飲んで(眠気防止)、劇場へ。そうそう、浴衣着ていきたいですね~
・・・誰も行きたいって言ってくれないので、想像だけ。
8月3日までやっておりますので、行きたくなったら、いつでも声をかけてください。
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