12月25日

クリスマスですね・・・
そして、気忙しさが加速しますね・・・

昨日は、十三の七藝にて「台湾、街角の人形劇」というドキュメンタリー映画を見てきました。
台湾の伝統的な人形劇「布袋戯（ほていぎ）」の第一人者である、陳錫煌（チェンシーフォァン）の10年を追ったものです。
台湾、街角の人形劇

人形劇！文楽好きには見逃せないわね～！の気分で出かけたのですが、
消えゆく伝統の最後の炎を、何かに突き動かされたように燃やす姿に、何ともやるせない気持ちになり、
スクリーンに大きくうつされる陳錫煌の手、人形を遣う陳錫煌の無心なあどけなくも見える表情に、涙が溢れてきました。

「伝統芸能」「伝統工芸」「人間国宝」「世界無形文化遺産」・・・
こういう立派な冠がつけばつくほど、私たちの日常からは遠い存在となり、必要とされなくなっているのかもしれない。
そして、自分たちの言語を手放してしまうのは、こんなにも簡単なことなのかと。
いつか、日本も日本語を手放して、英語を話す国になっているかもしれない。
そんなことを思ったクリスマスイブでした。

帰宅して、ホッと一息。
ホルトハウス房子さんのクッキー、ホロホロと溶ける優しい美味しさに、心も温まりました。
aさん、いつも貴重なお菓子をありがとうございます！
ホルトハウス房子さんと、ユキパリスさん、時々間違える・・・