初春文楽

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♪もう い~くつ寝ると 初春文楽~♪
お店のポスター、ご覧いただけましたでしょうか?
令和7年初春公演が1月3日から始まります。
お正月は、鏡開きや手ぬぐいプレゼントや十日戎、お茶席も!文楽劇場も華やぎます。

今回は3部制
1部は新版歌祭文 座摩社の段
         野崎村の段
お正月から「おみっちょ」に会える!(ポスターの女の子)
お正月とは無縁の作品!
登場人物がそれぞれにささやかな幸せを望んでいて・・・
この作品を観るたびに「若い子たちの願いをかなえてあげて~」と思います。
ちょっとクスッと笑えるところもありますが、白無垢姿だと思ったおみつが!のくだりからなんとも切なくなります。
最後の場面は悲しいのに、華やかな三味線の手がついていて。
「悲惨な話なので、せめて、見終わった後は明るい気分になってもらおうと弾いている」と聞いたことがあります。
余計に悲しくて涙が出ます。

2部は仮名手本忠臣蔵 八段目 道行旅路の嫁入
           九段目 雪転しの段
      山科閑居の段
♪あなたは もう 忘れたかしら 11月の本蔵のことを~♪
11月に初段から始まった忠臣蔵のクライマックス、待っていました!
2段目に登場した加古川本蔵が、9段目に再び出てきます。
主君への忠義、忠誠の為にやったことが、結果的に塩谷判官の切腹、塩谷家お取り潰しになってしまった本蔵。
彼の最後の願いが忠義ではなく、家族のため、もう、書いていて泣けてきます。
人間国宝の人形遣い3人が揃う、大変に豪華な舞台になるでしょう。

3部は本朝廿四孝    道行似合の女夫丸
            景勝上使の段
  鉄砲渡しの段
  十種香の段
 奥庭狐火の段

面白いです!(すみません、だんだん書くのが疲れてきました)
八重垣姫が大活躍します。
狐が沢山出てきます。
私の好きな人形遣いさん(吉田玉志さん)が出演されますので、たくさん見ます。
床の配役も好きな人がたくさんでるから楽しみだな!
今回、はじめて文楽をご覧になる方には、こちらをおすすめします!

くわしくはコチラ