文楽の話

さて、文楽の話です。

夏休み文楽特別公演、昨日土曜日が初日でした。
お店のお客様がさっそく、見てくださって!とても素敵な感想を寄せてくださいました。
姉さんは(おばさんだけど)感激です。
先月ご覧くださった方も、みなさん、初回から、しっかりと見ておられてビックリ!
私なんて、3年間くらい、くだらない感想しか出ませんでした。
感受性が豊かで、うらやましい・・・
そして、文楽を楽しんでくださって、次も見たい!と言ってくださるのが、ほんとうにうれしいです。

IMG_0152

これから、1部の親子劇場をご覧くださるご家族の方がいらっしゃって!
「かみなり太鼓」と「西遊記」どちらも、お子さんはもちろん、大人も楽しめます!
現代語で浄瑠璃を語りますので、スッと耳に入りやすいですし、人形が空を飛んだりします(今時のとは違ってほのぼのしてます)
写真は、「かみなり太鼓」上演時の特別な幕です。
人形遣いの桐竹勘十郎さんが描かれたもので、開演前に見てくださいね~
今回は4年ぶりに終演後、ロビーでお人形さんのお見送りが再開されます!
「それがどーした?」って思われるかもしれませんが、お人形と握手したり、手を振ったり、写真撮ったりするのテンション上がります!最後までどうぞお楽しみくださいね。
ちなみに、親子じゃなくて、大人だけでも観劇できます。(私はいつも1人で行ってるさ)

そして、小中学生方対象に「やってみる文楽」という催しが開催されます。
第2回の申し込みが25日火曜日までです。
夏休みの自由研究とかにいかがでしょう?
くわしくは、こちら

文楽劇場へは、色々な電車を使えます。
梅田へ出て、御堂筋線の難波駅から千日前線に乗り換えて、日本橋まで1駅。
乗り換えは進行方向後ろ2,3両目がスムーズです。
阪神電車は、近鉄なんば線で1本で日本橋。便利!
阪急電車は、十三で京都線に乗り換えて淡路へ。淡路で千里線の天下茶屋行へ乗り換えると、途中から堺筋線になって日本橋へ行けます。乗り換えが2回でホームが違うので、ちょっと大変ですが、梅田の人混みを避けたい時に使えます。

文楽劇場のホールは2階にあって、各部が終了後入れ替えとなります。
1部は開演の30分前から入場できますが、2部3部は20分、15分前からしか入場できません。
1階で待つ場所もありますが、喫茶やレストランがありませんので、あまり早くに行かれると退屈してしまいます。(自動販売機はあります)周辺に喫茶店がありますが、喫煙OKのお店がほとんどで、お客様も大阪~って感じ。私は慣れていますが、最初はちょっと引いてしまうかもです。慣れたら、居心地よいのですが・・・
コンビニは5分圏内にあります。
劇場の2軒隣のたこ焼き屋さんも店内で食べることできて、普通に?美味しいです。
劇場の2階ロビーでは、お弁当の販売とお菓子(文楽せんべいさん)、コーヒーの販売があります。

それからですね。
初めてご覧になる方から、「服装はどうすれば?」と質問があります。
なんでも大丈夫です!
着物や浴衣の方、いつもよりちょっとおしゃれしてきました!な方、Tシャツにつっかけサンダルの方・・・
自由な装いでみなさん楽しまれています。
どちらかというと、大阪の文楽劇場はカジュアルな方が多いです。
着物の方も、紬の方が多い気がします。とにかく自由です!何着ていっても大丈夫。
ただ、夏場は空調がしっかり効いていますので、カーデガンやストールなどお持ちください。

ただ「文楽を見る」って考えると、ちょっと大変そうですが、
着物や浴衣でお出かけがてら「文楽を見る」って考えると、ワクワクしませんか?
そして、観劇前や観劇後の大阪ならではの食事も。
決してお上品ではない劇場界隈ですが、少し歩けば老舗の美味しいお店があるんですよ。
私が観劇にあわせて行くのは、道頓堀の「今井」や「はり重」や「純喫茶アメリカン」などなど。
あとは、カレーが有名な「自由軒」に「551蓬莱本店」なども徒歩15分圏内です。
今は暑いので、歩くのも大変ですが、
食事の後は、「夫婦善哉」で有名な、水かけ地蔵さんに立ち寄ってから劇場へ行くのもおすすめ。
最近は観光客が戻ってきていて、道頓堀界隈は混雑していますので、暑い時期は気を付けてください。

8月13日まで上演されていますので、これから見てみたい!という方は、お声かけくださいね。